- 対象学年
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- 小1~6
- 中1~3
- 高1~3
- 授業形式
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- 個別指導
- 特別コース
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- 中学受験
- 公立中高一貫校
- 高校受験
- 大学受験
- 大学推薦入試対策
- 総合評価
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代々木個別指導学院の塾インタビュー
本ページは、インタビュー及び、塾様から提供いただいた情報を元に作成しました。
成績を上げるために勉強の仕組みや効率化はもちろん大切ですが、何よりも大切なことは子供のやる気を引き出すこと。ご父母の方からのご紹介で入塾される方が多いという代々木個別指導学院は、生徒はもちろんご父母の方とのコミュニケーションを何よりも大切にしているそう。
今回は、総合学習アドバイザーの花井様に指導方法を伺ってきました。
個性・自主性を伸ばす指導で、生徒のやる気に火をつける!
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- 総合学習アドバイザー:花井様
- 生徒のやる気を引き出すコミュニケーションで、結果として成績を大きくあげることを得意とする花井様。その成果もあり、紹介を多数いただき、多くの子供たちを笑顔に変えています。
- 【相手の言うことしっかり聞き、自ら考え、自ら勉強する人】を育てたいという、代々木個別指導学院の教育理念
どういう目的や悩みをもった生徒さんが通塾されているのでしょうか?
花井様最も多いのは、勉強の習慣が身についていない子ですね。学習習慣がないことにより、学校の成績が上がらない、授業についていけない、このままだと志望校に届かないなどのお悩みが発生しているということが多いです。
学習習慣を身につけさせるために、どのような工夫をされているのでしょうか。
花井様まずは子供たちのやる気、気持ちを引き出すことです。どんな生徒でも、「よし、勉強頑張ろう」という気持ちを、どう引き出していくかがポイントになりますね。
そのためには、現実を直視してもらい理想とのギャップを感じてもらうことからスタートします。要は危機感ですね。このままだと志望校への進学は難しい、自分の将来どうしていきたいの、と生徒に考えさせ、感じたことを言葉にしてもらいます。
次に期待感。今の君の成績と同じ子は頑張ったらこんなにできたよ、夢や目標を叶えたよという実例を紹介しています。
その2つをしっかり感じさせることで、何をどれくらいやらないといけないのかが見えてきます。塾だけでは足りないから家でも1日何時間やろう、具体的にはこれをやろう、と決意することが第一歩ですね。
危機感だけでも期待感だけでもだめで、掛け合わせが必要なんですね。他の個別指導塾と比べて、代々木個別さんならではの良さはどんなところでしょうか。
花井様驚異的に成績が上がった子、結果が出た子の実績が多いことですね。例えば、生徒の実例を1,000人分ほど掲載した雑誌を年に1度作っているのですが、そこには学校のテストの点数が25点以上伸びた子たちとか、偏差値が10以上上がった子たちが載っています。よくある成績順位表とは違って、何点から何点に点数が伸びたのかという実際の数字を載せていますし、コメントも生徒本人たちが書いたもの。リアリティがあるから子供たちの期待感が高まります。自分の成功を期待、イメージさせることが大切だと考えているので、こうした雑誌を発行して生徒たちのやる気に繋げています。
成績アップはやり方しだい!代々木方式の『伸ばすシステム』!
それだけ成績が上がるのはすごいですね。他の個別指導塾にはないシステムがあるということですが、結果を出すコツはあるのでしょうか。
花井様当塾で大切にしているのは「ピッタリ教える」ことと「定着させる」ことです。
まず「ピッタリ教える」ことですが、画一化されたマニュアルに当てはめるのではなく、一人ひとりの状態をしっかりヒアリングして、学力やペース、カリキュラムをその子にぴったりフィットさせることが重要になるため、そこは講師に任せきりにするのではなく総合学習アドバイザーが責任を持って対応します。最初のカリキュラム設計を総合学習アドバイザーが行うことで、生徒にもご父母にもすごくマッチするんですよ。
例えば部活が忙しくて、週1日しか休みがない子や、だから勉強時間が取れないと言う子もたくさんいますが、1日だけ塾に来て、空いている時間に宿題をやるだけで成績を上げている子たちもいるんですよ。
もう1つは「定着させる」ことです。多くの個別指導塾では、その子に合わせて問題の解き方をその場で教えるということはやっていると思いますが、実際のところ、ただ教わるだけでは大きく点数を上げるのは難しい。教わったことを何度も練習してできるようにする。この「定着」が大事なんですね。この部分は自己責任の名目で、宿題を使って家でやらせる塾が多いのですが、当塾は授業の中で一緒にやります。定着を授業の中で何度も繰り返して、しっかり理解しきれていることを確認してから次の単元に進みます。一問でもミスがあったり、ちょっとでも不安があれば同じ問題を何回も解く。こうした授業のシステムは他の個別指導塾さんとの大きな違いですね。塾の中で問題をしっかり解いてできるようにしておくと、家での宿題も簡単になるので、学習習慣も身に付きやすいですね。
塾で学んだことをしっかり定着させることで、家での宿題や勉強が楽にできるということですね。
生徒・ご父母の要望を指導に反映する、ワンランク上の『めんどうみ』!
- 学習のことはもちろん、プライベートなことも話しながらコミュニケーションを大切にしています。
コミュニケーションの量が他塾さんと比較して多いということですが、具体的にはどんなことをしているのでしょうか。
花井様当塾では、入会前に必ずご父母の方と生徒と私(総合学習アドバイザー)で三者面談を行っています。入塾後も、進路指導はもちろんのこと、生徒の状況に応じて随時面談を行います。塾での学習だけでは、結局塾に来ないと勉強できない子になってしまうので、家でも勉強できる習慣を身につけてもらうために、ご父母の方と電話で生徒の情報を共有しながら協力して進めています。
ご父母の方と連携を取るということは、家でやることも具体的に共有するのですか?
花井様そうですね。生徒と一緒に、1日何時間勉強する、具体的に何をする、といった計画を立てて、家で実行するように約束していますが、ご父母にもその内容を電話でお伝えして実際にやっているかどうかの確認をお願いしています。塾でも家でもやるべきことが共有されている、そういう関係性を築くことが生徒にとってベストな環境ではないかと考えています。
コミュニケーションの量が多いということが深い関係性を作り、家庭学習への意欲向上に繋がっているんですね。
花井様そうですね。成績を上げるためには、家庭での学習は不可欠ですので、当塾では毎回復習の宿題を出すようにしています。普段からご父母とコミュニケーションを取っていれば、ご父母には、生徒が塾でどんなペースでどのような授業をしていて、家でどんな宿題をやっているのかを知っていただけますし、私も家での学習状況が把握できます。その情報をお互いに活かしてさらに生徒とコミュニケーションを取っていく。それを繰り返すことで勉強の習慣につながります。ご家族とのコミュニケーションをしっかり取ることは、生徒にとっていいことだらけです。
ご父母の方からよく上がる声などはありますか?
花井様「勉強の習慣が身についてきました」はよくいただくお声です。この間も、生徒の女の子が家に帰ってすぐ勉強を始めるから、あまりの変貌ぶりに「この子ほんとに○○だよね?」とご家族が扉の向こうから様子をのぞいていたというエピソードを話してくれました(笑)。
今まで勉強の習慣が身についていない子たちが、劇的に変わりましたという話はよく伺います。最初の面談で状況をヒアリングするのですが、ご父母の方が思っていることや塾に通ってどういうことができるようになって欲しいかを伺って、そこで出たお悩みを解決できるようサポートを行うので、できなかったことができるようになってきましたという声は多いですね。
認める・ほめる・励ます指導で一人ひとりを大切に育てる!
具体的な成績アップの実例について教えていただきたいのですが、印象に残った生徒さんのエピソードはありますか?
花井様以前集団塾に通っていたけど点数が上がらず、転塾してきた女の子のエピソードです。中学1年生の3学期に来てくれた子なんですが、最初は、全然笑わない暗い表情の子だったんですね。集団塾ではわからないことがあっても、どんどん授業が進んでしまうので、解決しようと思っても自分ではできない、質問もできないと途方に暮れた状況で、何をやっても私はダメなんだ、勉強なんか嫌いと言っていました。そこで私がしたことは、その状況をしっかりと受け止めた上で、彼女が頑張っていることを認め、少しでも取り組んだことをほめるということ。
結果、彼女は自信を取り戻し、数学が69点アップして90点に。理科も同じ69点アップで92点、国語が45点アップで84点、英語が33点アップで72点になりました。当初学校の成績は1か2で、行ける高校がないんじゃないかという子だったのですが、最終的に第一志望の都立高校に合格して、卒業してからも何回も塾に顔を出してくれていますね。
その女の子が変わることができた、一番のきっかけは何なのでしょうか。
花井様一番の理由は、とにかくできたことを「認めて、ほめて、励まし続けた」ということ。認められてほめられるから自信になる、その積み重ねだと思います。言っていることをやらなかったら指摘したくなることも多いですが、当塾ではほめることの価値の方が高いと考えているので、たくさんほめるんですよ。何か指摘することがあっても、9ほめて1指摘するようなイメージで、とにかく頑張りをほめて、自信にしていく。指摘するときも励ますイメージですね。いつもやる気を引き出すように意識していて、それが良かったのだと思います。
実は彼女は3兄弟で、これだけ実績を出した様子を見て、上のお兄ちゃんも大学受験のときに入塾してくれました。弟も今、高校受験のために通ってくれています。
勉強が嫌いな子や、全く成果が出ないという子も、こんなに笑顔になれるんだよという話は、今の生徒たちにもよくしていますね。
基本は「認めて、ほめて、励ます」ということに価値を感じていらっしゃる、重要視しているということですね。集団塾から転塾される子は多いのですか?
花井様はい。非常に多いですね。その中でも、一人ひとりをきめ細かくめんどうみしているところに共感いただいて、転塾される方が多いです。ただ、集団塾の良いところである、他者との比較によって自己のやる気を高める部分は取り入れていきたいと思っています。授業が始まる前に、全員の前で少し話をして、全体で今日も頑張ろうと、みんなで切磋琢磨している雰囲気づくりをしています。目標に向かって周りのみんなも頑張っている、というのがあえて分かるようにして授業を展開しているので、みんな周りの子たちのことを考えて静かに授業を受けてくれますね。他の個別指導塾に比べて切磋琢磨できる環境も意識して用意しています。個別指導塾は、担当の講師の力量次第で決まると言われることが多いですが、担当の講師にすべてを任すだけの授業では、これだけ多くの生徒が驚異的な成果を上げるほどのやる気アップは難しいと思います。
- 個別指導塾でありながら、切磋琢磨しあえる環境を作っています。
- 集団指導とは違う、1人ひとりのニーズ、1人ひとりの状況に合わせた指導で成績アップを実現します。
教室を運営する自分が一番輝くことが、生徒のやる気につながる!
- いつも明るい笑顔で子供たちを迎え入れ、生徒たちが頑張れる環境を作ります。
総合学習アドバイザーとして、教室を運営する上で気を付けてらっしゃることはなんですか?
花井様自分がいつも明るく、笑顔で生徒を迎え入れることです。子供たちも疲れていると思いますし、嫌いな勉強でも頑張ろうと来てくれているのに、こっちが下を向いたり、暗い顔で挨拶していたらダメですよね。社内では、講師の顔が暗いのは、責任者の顔が暗いと思いなさい、自分の鏡は講師、講師たちの鏡は生徒、という話をよくするんですよ。教室責任者である総合学習アドバイザーが一番輝いて、校舎の太陽でないといけないと、本当にそう思っています。
今後どういった塾にしていきたいですか?
花井様地域ナンバーワンの塾にしたいと思います。地域ナンバーワンの塾とは、この塾はすごくいい塾だよ、先生に会って考え方が変わった、この子の人生が変わった、と言ってもらえるような塾ですね。
講師の採用の際にも、重要視しているのは生徒のことを見守り見届けたい、そんな人間性です。人と人とのつながりを何よりも大切にして、地域から求められる塾にしていきたいです。
最後に、総合学習アドバイザーとしてのやりがいについて、お伺いできますか?
花井様子供たちの成長に携われることがすごく嬉しいです。中学、高校と人格を形成する一番重要な時期に関われるんです。先生の言葉で人生が変わったとお礼を言われたとき、やっていてよかったと思います。そう言われるようにこれからも地域ナンバーワンの塾を目指して努力していきたいです。
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