- 対象学年
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- 小3~6
- 中1~3
- 授業形式
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- 集団指導
- 特別コース
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- 高校受験
- 総合評価
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3.54 点 (4,075件)
※対象・授業・口コミは、教室により異なる場合があります。
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臨海セミナー 小中学部の塾インタビュー
本ページは、インタビュー及び、塾様から提供いただいた情報を元に作成しました。
神奈川県を中心として圧倒的な合格実績を出す臨海セミナー。これほどの 実績を長きにわたり出し続けられるというのは、「塾として大事な部分 を全て押さえた塾だからこそ」とおっしゃるのは、人材育成センターセンター長の高橋様と人材育成センター副センター長の柳原様。その「大事な部分」とは一体何なのか?お二人にお伺いしました。
地域密着の個人塾、大規模の大手塾、両方の良さを併せ持つ塾が臨海セミナー
まず初めに、臨海セミナーはどのような学習塾でしょうか?
高橋様神奈川県横浜市の上中里にあった小さい学習塾が、生徒さんや保護者の方々から「自分たちの住んでいる地域にも教室をつくってほしい」といった声に応えて徐々に教室数が増えていき、当時からは考えられない状況ですが、今では一都一府三県にまたがり、小学生から高校生まで指導する総合学習塾となっています。
地域に根差しながらも大手ならではの規模の大きさや長年培った情報を併せ持つ、幅広い対応力が自慢の学習塾なんです。
なるほど。生徒さんや保護者さんからの評価が非常に高いという事がうかがえますが、他の塾と比べて、臨海セミナーならではの特徴はありますか?
大手塾と地域密着の個人塾の両方の良さを併せ持つ
高橋様大手塾と、地域密着の個人塾の、両方の良さを併せ持っている点でしょうか。
まず、大手塾としての特徴でいうと、本部と教室でそれぞれ役割分担がなされています。本部には様々な専門部署があり、それぞれの分野のプロフェッショナルな人材が各教室から吸い上げた情報をデータ化し、得た情報を解析して教室に下すよう仕組み化しています。
例えば、テストや模試に対する解き直しはどの教室も徹底してやっているのですが、解き直しを行うためのツールは本部が揃えています。
模試のこの問題を間違えた時には、このテキストのこのページを使って、この問題の解き直しをすればいいといったことから、どういう方法で提出をするか、教室としてどうチェックしてどうフィードバックするかまで揃っています。
社内でのオリジナル模試も当然実際の入試出題傾向に沿ったもので、生徒がどこで点数を取れてどこで取れていないかがすべて教室にフィードバックされていきます。
講師はそれらの情報をもとにさらに授業の質を高めていくことができます。また、どのように生徒に落とし込んでいけば、短期間で効果的に出来るかも仕組み化されています。
本部と教室でやるべきことを分けることで、それぞれのやるべきことの質を高めているという事ですね。
高橋様はい。本部と教室連携があるからこそ、講師は「教えること」に全集中できますし、生徒個々の特徴や得意不得意、ちょっとした変化なども、講師が気づきやすくなるんです。一人の講師があれもこれも行わなければならない、非常に負荷が大きい状態ではこういった細かい点に気づきにくくなってしまいます。
また、臨海では生徒への進路指導も講師が直接行います。講師と進路指導を分けて対応される塾も多いかと思いますが、生徒の事を一番理解している講師が進路指導を行う事がベストだと考えていますので、そういった授業以外の面に取り組めるのも、本部との連携があるからこそだと思います。
より良い教育環境を整えています!
柳原様また、本部から情報を一方的に下ろすだけではなく、必ず教室からのフィードバックを反映させるようにしています。
教室から上がった声を集め、それらを盛り込んだデータを解析し、また各教室へ下ろしていく。本部と教室が連携して授業を作っています。
「本部では、最新の情報を分析しています」などというと、合理的で機械的な印象を受ける方もいらっしゃるかもしれませんが、これも役割分担によって、情報分析などの合理的な判断を伴うものに関しては本部で行い、授業は共演授業で情熱的に!という2つの事柄を両立しているんです。
つまり、大手と個人塾の良さを両方兼ね備えた塾が、臨海セミナーと自負しています。
「臨海方式」の授業とは?臨海のオリジナル授業方式
講師が授業に集中できる環境を本部がつくっているからこそ、質の高い授業を行えるという事ですね。授業について何か臨海セミナーならではの特徴はありますか。
柳原様大きな特徴としては、教室内の人数を極力絞っており、基本的に通常20名までを1クラスとしています。そして、もしそれ以上になる場合はクラス分けをします。 というのも、臨海セミナーでは現在でいうところのアクティブ・ラーニング(能動学習)を基本的な考え方とした、「共演授業」を昔から採用しているからです。
オリジナルの「臨海方式」
これは生徒への問いかけ「発問」を中心に展開する授業法で、講師は、ただ答えを言わせる質問ではなく、「なぜそうなるのか」「何が読み取れるか」などしっかり考えさせるような質問を生徒に投げかけます。
それによって生徒は、答えを考え、答え方を模索します。その繰り返しで思考力と表現力を鍛えていくという訳です。
また、講師は生徒が答えたらしっかりと褒めます。褒めて認めてあげることで、気持ちも上がっていきますし、次も頑張ろうというモチベーションにつながります。
褒める、認める、励ます。そのための発問をして、考えさせる。この繰り返しによって「できる」「わかる」が増え生徒は「学ぶ」ことにどんどん前向きになっていくんです。
一方的に講師が教えるのではなく、積極的に質問し生徒が答える、みんなで授業を作っていく。これが共演授業です。
この授業法を「臨海方式」と呼んでいて、私たちの授業の軸になっています。
この授業法を実現するには、少人数クラスでなければならないということでしょうか。
高橋様はい、20人以下だと授業中に1回も発言しなかった、当てられなかったということはまず無いですし、講師は個人ではなく全体に投げかける意識をもって授業をしていますので、緊張感で注意力が散漫になりづらいです。
集団塾でありながら、個別指導の要素も持ち合わせているという事ですね。
高橋様そうですね。
ですから講師を指導する側の私たちとしては、1対1の関係を複数作るんだよ、と彼らに指導しています。講師もそのつもりで教壇に立ってくれています。結果として、「血の通った授業」になるんです。
臨海セミナーの教壇に立つ講師は「厳しい研修をクリアした講師」だけ
「問いかけをし、生徒を巻き込む」、臨海方式の授業を行うには講師の力量が相当に高くないと難しいと思われますが、研修制度などはどのようになっていますか?
練り上げられた研修・育成プログラム
高橋様その通りです。講師の力量は当然高いレベルを求められますので、そのため講師研修や指導には大変力をいれています。
臨海セミナーでは「人材育成センター」という講師の研修・育成を専門とした部署を設けています。その部署を主体として年間を通しての研修と見回りを行っています。
研修については、各教室での模擬授業を実施し、話し方・発問の仕方・目線などの細かい部分まで指導を行います。
また、授業方法だけではなく、進路指導で気を付けるべきポイントを伝えたり、「入試情報センター」がまとめた地域、年度ごとの入試傾向をもとに、授業方針を共有したり、授業の質を上げるだけでなく、多方面において講師として必要なスキルをあげられるよう研修を組んでいます。
見回りでは「巡回講師によるチェック体制」を設けています。これは各校舎に巡回講師と呼ばれる講師たちを派遣し、30項目ぐらいの項目に点数をつけ講師を評価する制度です。
「声のボリューム」や「指示の仕方」「視線はどうか」などそれぞれの項目に点数をつけ講師ごとに総合評価をだし、全社、エリア別、教室別平均といった形で可視化しランキングにしています。
評価制度を組み込むことで講師や教室同士で切磋琢磨もできますし、苦手な項目に関しては必要に応じて「〇〇先生はこの部分に気を付けて研修しよう」と指導プランを伝えることもできます。
ただ教えるだけの一方通行ではなく、発問と回答を繰り返し一緒に授業をつくる「臨海方式」には、生徒全員を巻き込んでいく授業の雰囲気を作りつつ、成績を上げるという目的に沿った授業運びをする技量が必要です。そのためには、定期的な研修や授業内容の振りかえりが欠かせません。
各教室の講師がしっかり生徒に寄り添います。
「臨海方式」を実現するための講師研修について良く理解できました。また同時に講師としてのスキル以外に講師として在り方の理解も重要になるのではと思うのですが、その点はいかがでしょうか?
高橋様はい。臨海セミナーでは理想の講師像として6つの指針を掲げています。
「真剣に生徒と向き合う」、「自己犠牲を厭わない」、「粘り強く努力する人」、「心底生徒を愛せる人」、「教え心を持った人」「責任感と情熱を持った人」。
これらの素養を持っている講師が多く在籍しているからこそ、生徒が「わかるまで、できるまで」 一緒に課題に取り組む、生徒一人ひとりに寄り添えるのだと思います。
先程も説明致しました通り、臨海にはチューター職はありません。生徒の学習面のサポートや進路指導も各教室の講師が行っています。
授業を行っている講師自身が進路指導を行ったほうが、生徒の様子をダイレクトに感じることができますし、生徒の状態をそのままご家庭にお伝えもできます。
例えば、「君はもう英語はできるから。それより数学、特に問4以降をもっとやっていこう。それを〇〇先生にしっかり見てもらおうか。 補習とかも頼んでおく?」といったように生徒一人ひとりに合わせたアドバイスができます。そして、その方がやはり成績も上がっていきます。
間に誰かを挟むのでなく、生徒と講師が一緒に進路について考えることができるのは臨海の強みだと思っています!
なるほど。進路面談を含め、生徒との面談はどのぐらいの頻度で行っていますか?
柳原様成績が出た後、模試が終わった後は必ずやります。面談以外でも「今日はなんだか元気がないな」と変化を感じた時もすぐ呼んで、 休み時間中少し話したり、そういったことも含めると、ちょっと数えきれないですね。
その分、講師側の労力や時間はかかるのですが、臨海の講師たちは先ほどの理想の講師像が染みついているので、生徒の成績を伸ばすために面談が必要であれば、その時間を惜しまずに実施する。といった行動につながっていきます。
そういった生徒への向き合い方が、合格につながっているのですね。
高橋様そういうことです!
臨海だからこその定期テスト・入試対策
定期テスト・入試対策についても他塾と違いがあると伺いましたがどのような点になりますか?
高橋様定期テスト対策は学校によって対策方法が異なるため、テスト前の時期になると学校ごと・テスト範囲ごとのクラス編成で授業を行います。
2~3週間前から、徹底的にテスト範囲を網羅した授業を行い点数が取れるように指導しています。
学校ごとのクラス編成でテスト範囲をしっかり網羅。
臨海の強みは、定期テスト対策を無料で受けられることです。
例えば、月火金が通常の授業日であったとしても、土日に無料で定期テスト対策を受けられます。
「テスト対策講座」のように、プラスでお金がかかるわけではなく?
高橋様はい、プラス料金はなく無料です。普段は週3で通っているけど、週4~5で塾に来ても良く、且つ、ばっちりテスト対策を受けて点数も取れる。手前味噌ですがなかなか良いサービスだと思います。
柳原様入試情報の収集と分析も徹底的に行っているんですよ。
専門部署の「入試情報センター」で専属のスタッフが入試情報・学校情報を収集した後徹底的に分析し、どうしたら生徒にとってプラスに働く受験パターンを組むことができるのかを資料にして教室に下ろしています。
具体的には、春に入試結果が出た後、都府県ごと学校1校1校の詳細な情報と入試情報を記載している情報誌を作成します。作成した資料を教室に渡して、今年の入試はこういう風に行われて、こういう傾向が見られました。今後こういう対策をしていきます、といったこと各教室に伝えます。加えて普段の学習指導や進路指導にはこのように活かしてください、ということまで伝達します。
大規模塾ならではのコース展開!あらゆるお子さまに対応可能!
臨海セミナーには様々なコースがあるとのことですが、どのような学年・生徒に対応したコースがありますか?
高橋様コースについては大手塾の強みを存分に活かしたものとなっており、地域の公立高校を目指す小中学部から、中学受験や難関高校・大学を目指すコースまで幅広くあります。
また、個別指導コースもありますので、小学生・中学生・高校生すべての学年においてあらゆる選択が可能です!
一例として、臨海セミナー小中学部のコース説明をしますと、小学部は学校の教科書に準拠しつつも、中学校に進学する時のことを踏まえながら指導をしていきます。
中学生になると、部活や他の習い事の時間が増えていきますので、それらと普段の授業を両立させながら、入試で点数を取っていけるような指導をしていきます。
トップ校コースや難関高校受験コースもあるようですが、これらを受講する生徒は最初から難関校を目指す生徒が多いのでしょうか。
柳原様もちろん最初からというケースもありますが、模試の結果や本人の意思を反映して小中学部からコースを変更する生徒も多いです。また、他塾から転塾してくる生徒も一定数いますね。
最初から超難関校を目指す生徒ばかりが難関高校受験コースに在籍しているわけではありません。
「行ける学校」ではなく「行きたい学校」に合格してほしいですし、生徒の可能性を伸ばせるように各コース授業設計しています。
また、臨海には「教育を通じて子どもたちの可能性を伸ばす」という理念があります。その理念のもと「わかるまで教える」「真剣に生徒に向き合う」を常に意識して生徒に接しています。
塾を選ばれる際、多くの保護者様、お子さまは様々なお悩み抱えていて、それを解決してくれる塾を探されていると思います。
臨海セミナーでは、お子さまがどんな悩みを持っていらっしゃっても、受け止められる素養を持った講師陣と、豊富なコース選択によって、ベストな解決策を示せる自信がございます!
生徒の可能性を信じ伸ばすことを意識されている。
そのための授業方式や講師への細やかな研修、専門部署による徹底した定期テスト・入試情報の分析がある。臨海セミナーには安心して全てを任せられる環境が整っていると感じました。
ありがとうございました。
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