地域密着塾ならではの、圧倒的な合格実績を持つ秘訣とは？

関根講師
集団の中で切磋琢磨しながら、リーダーシップを発揮できるお子様を育成できるよう、集団指導にはこだわりを持っています。お子様の人生がより良いものになるよう、講師同士も切磋琢磨しながら、日々指導を行っています。

──福島県で中学受験、高校受験共に圧倒的な合格実績を持つベスト学院さんですが、本日はその秘訣を伺いたいと思います。

関根講師地元の学校情報に詳しいことは大きいですね。たとえば定期テストの問題は、長年その地域にいないとわからないものじゃないですか。当塾は、福島県発祥で長く地元に根差しているため30年以上の伝統とノウハウ、データベースを持っており、そうした予測や対策も可能なんです。また、授業が面白くて学びたくなる仕組みがあることなども、当塾の特徴です。

──福島の地域密着型塾として有名ですよね。地域密着塾ゆえの利点もあるのでしょうか。

関根講師全国展開をしている大手学習塾さんでは人口の少ない地域に教室を開くことは難しいと思います。しかしベスト学院は福島県全体の学力向上を目指していますので、できるだけ多くの教室を開くことで通塾がしやすくなり学習の機会を提供しようと考えています。それでも福島県全域に教室を開くことはできません。そんな地域では中学校などに講師を派遣し放課後学習会も行っています。2018年度は１０の自治体と連携し福島県の学力向上に取り組ませていただいております。

自習室の様子。講師が見回りをしているので、気軽に質問もできます。

──他塾と比べても圧倒的に高い合格実績ですが、上位校の合格レベルに大きく達していない子でも、福島のトップ校に合格することもあるのでしょうか？

関根講師もちろんあります。例えば、入塾時の偏差値が55だった生徒が一生懸命勉強して、福島のトップ校に合格した。そういった生徒が何人もいます。また、ベスト学院はトップ校を目指すための進学塾というイメージを持たれがちですが、最初から成績の良い生徒ばかりが通っているわけではありません。入会時の面談で塾とコースの説明をさせていただくのですが、目標のために一緒に頑張れる子ならどなたでも大歓迎です。塾に来るお子さまというのは何かしらの悩みや、こうなりたいという目標があると思うので、ぜひ遠慮なく相談に来て欲しいです。

──難関校への合格実績が目立ちますが、その子の目標や今の学力に応じて、様々な選択肢があるということですね。進路指導はどのようにされているのでしょうか？

関根講師「行ける高校ではなく、行きたい高校に行こう」という話をよくします。目標を下げることなく、まずは自分が本当に行きたいところはどこか、ということを考えてもらいます。そのために、ここの高校はこんな学校です、今の偏差値はこれくらいですよ、あと少し頑張れば目指せるのはここですね、などと情報を提供しつつ、自分の夢や目標の達成に向けて頑張ってもらえるようなアドバイスをしています。最も重要なことは、高校合格をゴールにするのではなく、これからの人生を豊かにするための一番良い方法は何だろうかと考えること。受験は本人が進路に納得していないとなかなか頑張れないものです。こんなはずじゃなかったと後悔する人生を送って欲しくないので、生徒が将来の夢や目標に向けて頑張っていけるような道を、共に一生懸命考えます。

集団授業だからこそ実現できる、成績向上の仕組み「QOA授業」とは？

「QOA授業」による”忘れないための復習の仕組み”と”忘れにくい知識をつけるためのシステム”で成績があがります。

──ここ数年でどんどん合格者数の実績が伸びているようですが、その要因は「QOA授業」という仕組みがあることが大きいですか？

関根講師導入して5年目になる「QOA授業」。この仕組みは、学力向上だけでなくコミュニケーション能力・競争力をつけてもらうことを目的にしています。集団指導という環境だからこそできることだと思います。みんなの前でリーダーシップを張って、自分の意見を発言できる人材を育成する。勉強を教えるだけでなく、集団の中で生き抜く力も育成する。こういった信念があるので、授業や指導には厳しい基準が設けられているんですよ。例えば講師には「QOA基準」というものがあり、指導の基準が明確にマニュアル化されています。楽しい授業にするための工夫とか、積極的に参加できる仕組みがあるんです。このように設定された基準が生み出す質の高い授業のやり方を、ベスト学院の講師は全員がマスターしており、さらに実行できているかどうかを管理者がチェックする体制まで整えています。

講師全員が指導の基準を満たしているか、しっかりチェックしています。

──講師の評価基準が明確に用意されており、それをクリアした人だけが教壇に立っているということですね。集団指導塾にも関わらず、生徒さん1人に専属トレーナーがつくとお伺いしたのですが？

関根講師専属トレーナーというのは、簡単にいうと学校の担任のようなものです。面談を担当したり、お子さまや保護者さまからの相談を受ける窓口だったり、生徒1人ひとりの成績の管理やモチベーション管理などを行っているのが専属トレーナーです。原則授業を担当する講師とイコールなので、生徒1人ひとりの状況をきちんと把握できる体制となっています。

ベスト学院独自の「見直ししやすいノート」

──成績を上げる仕組みについては、どのようなものがありますか？

関根講師「成績向上方程式」という仕組みがあります。基本的に人間の記憶は、1日でも1時間でも時間が過ぎるごとに忘れていってしまうものです。そのため、しっかりと定着できるような仕組みを授業に導入しています。それが「成績向上方程式」です。ベスト学院独自の見直ししやすいノート作りから始まります。講師は、ノートのどこに何を書くかまで生徒に指導します。授業があったその日にノートの見直しをやってもらう。そして、翌日に宿題をやってもらい、前日の授業を思い出してもらいます。さらに1週間後の塾の授業で、前回作ったノートの内容から問題をいくつか出して、覚えているかどうかチェックまで行います。

──個別指導塾のような、生徒さん1人ひとりの理解度チェックも授業で行うのですね。実際、保護者の方は、このような授業スタイルをどのように思われていますか？

関根講師よく聞くのは、「授業が楽しくて通っている」ということです。「勉強は好きじゃないと言っていたのに、塾から帰ってくると今日は楽しかったと言うんですよ、それが信じられない！」というお声をお母さまからいただきます。授業は講師が一方的に話してもつまらないですよね。つまらないと眠くなるし頭にも入ってこないので、いかに楽しく、コミュニケーションを取りながら授業できるかというのを意識してやっています。授業の中で生徒に話を投げかける、対話型授業というのも「QOA授業」の一部なんですよ。

友達やライバルと切磋琢磨！競争心がやる気を引き出す

──考える力を伸ばせる集団指導塾だと伺いましたが、秘訣などはあるのでしょうか。

関根講師考える機会を作ることができるから、考える力が伸びるということですね。そもそも集団指導塾の良さというのは、友達やライバルと共に切磋琢磨できる環境です。卒業生に、何が一番頑張るきっかけになったかと聞くと、「友達が頑張っているのを見て自分のモチベーションが上がった」「友達と励まし合えたのが良かった」という意見が多いです。短期的なモチベーションではなく、長期的なモチベーションを与え維持できる点が、集団指導塾の良いところだと思っています。

──1人だけでは頑張れない子も、周囲に引っ張られて伸びていくということですね。

関根講師個別指導塾ではどうしても勉強の場や時間が他の子と異なる場合が多いので、友達やライバルの頑張っている様子が見えづらいのではないでしょうか。競争心の育成は、生徒の将来を考えるととても大切なことなんですよ。どんな大人になっても、どの業界に就職しても、競争というのは絶対に存在します。そもそも受験が競争ですよね。「あの子に負けたくない」という気持ちが生まれるから、追いつけ追い抜けと頑張ることができ、学力が伸びた結果として志望校に合格する子が多いのだと思っています。

夢や目標を持って勉強に取り組むことをモットーとした指導

「成績をあげたい」「志望校に合格したい」だけではなく、将来のこともぜひご相談ください。

──指導方針について教えてください。

関根講師人生に目標があると、生きることをより楽しむことができます。当塾は、今は特に目標がないという子でも、何かしら目標を見出せるように指導しています。目標があるから勉強への意欲が湧いたり、誰かが目標に向かって真摯に取り組んでいる姿勢は、周囲に良い効果をもたらしたりします。夢や目標を持たせること、それを念頭に指導をしていくことが、当塾のモットーです。

取材をさせていただいた、ベスト学院郡山本部

──福島県の学力レベルについてですが、全国平均に比べてまだまだだという声もあります。そうした状況に対して、ベスト学院さんはどのように考えていらっしゃるのでしょうか？

関根講師地域トップ塾として責任を感じています。地域の特性として、福島県は部活へ打ち込む時間が長いことも影響してか、受験勉強に取り組む時期、学力を磨き始める時期が遅い傾向にあります。他県と比較して勉強を頑張る期間が圧倒的に短いんですよ。そのため早い段階で学習習慣を身につける取り組みをしていかなければと考えています。

──福島のトップ塾であるがゆえのプレッシャーもあるかと思います。今後、地域にとってどのような塾でありたいとお考えでしょうか？

関根講師ベスト学院のビジョンは「生徒一人ひとりの夢達成のために全力を尽くす」「社会に貢献できる人財を育成する」ことです。高校合格は一つの目標ですが、その先にある夢を叶えてほしい。福島県内から世界で活躍する日本のリーダーを育成したい。生徒・保護者さまとともにそんな未来を築いていける身近な塾でありたいと考えています。

──本日はありがとうございました。