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東セミ 情熱個別パッションのインタビュー

本ページは、インタビュー及び、塾様から提供いただいた情報を元に作成しました。

復習させます!できるまで!月額5,000円以下から受講できる『情熱個別指導』

最高感動進学塾「東セミ」グループは、小学生から高校生を中心に大分市内で17教室を展開しています。中でも個別指導の「情熱個別パッション」は、生徒のモチベーションを上げる手法を軸に、学校の授業とも並走する「演習型個別」授業と「通いやすさ重視の低料金設定」を強みとしています。長い歴史の中で今、辿り着いた最適な指導法とは? 阿部賢悟社長にお話を伺いました。

開塾35年の経験から培った「演習型個別」と「通いやすい低料金」が最大の強み

──「情熱個別パッション」の特徴を教えていただけますか?

阿部様個別指導塾に、どんなイメージをお持ちでしょうか? 講師対生徒の数が1対1なのか、中には1対10という塾もあり、その定義は意外と難しいものです。「パッション」ではこれまで1対1もしくは1対2等様々なスタイルで指導を行ってきましたが、現在は講師1名対生徒4名の指導スタイルを特徴とした個別指導を行っています。

──講師1人に生徒4人の指導スタイルに辿り着いたのは、なぜですか?

阿部様指導法には、インプット型とアウトプット型の2種類があります。インプット型とは問題の解き方を教える方法ですが、実は、勉強を苦手とする生徒は教えれば教えるほど、成績はあまり上がらないんです。なぜなら「教えられること」に依存してしまうから。また、成績を上げるためには、演習時間が不可欠なのですが、勉強が苦手な生徒は自宅で勉強する習慣も身についていないので、演習をする機会もほとんどなく、1週間後には教わった解き方を全部忘れているというケースも珍しくありません。
そこでパッションでは、教える内容を絞り込み、授業の中で可能な限り演習をさせることで「理解できた」というよりも「できるようになった」という感覚が得られるようにしています。演習の比重を高めると60分間の授業のうち、1人の生徒に講師が割く時間は15分が最適です。そこから「講師1名 対 生徒4名」という人数を導き出しました。

──授業のカリキュラムを教えてください。

阿部様授業では学校で習う内容を1~2週間先取りし、学校の授業で復習(アウトプット)できるようにしています。そうすると、学校の授業が理解できるので、学校での勉強も自ずと捗るようになります。さらに、定期テストの2週間前からは、定期テスト対策も実施しています。学期中は先取り授業と定期テスト対策を基本に、夏休みと冬休みは、分からないままになっている過去の“陥没地帯”の復習に充てています。

──現在の指導スタイルへ変更後、どんな効果を感じていますか?

阿部様以前は「分かった」と言って帰るものの、点数が伸び悩むケースがよくありました。しかし、今は「学校の授業が理解できるようになった」という声をよく聞きますし、目に見えて成績・合格率がアップしています。また、講師1名対生徒4名の指導スタイルにすることで授業料を大幅に軽減することができ、週1回の授業であれば、月謝5,000円以下で受講できます。仮に5教科を受講頂いても一般的な集団指導塾の月謝とほとんど変わらない程度ですので、通いやすさという点でも以前と比べ、良くなっていると思います。

研修でスキルを磨き上げた質の高い講師陣

──1対4の指導スタイルだと講師の方々にもスキルが必要ですね。

阿部様はい。1人の講師が一度に4人に指導をするので、講師の負担は大きくなっています。4人の生徒それぞれの習熟度や性格を理解しながら、ポイントを把握し、要領よく教えていく必要がありますので、講師に求められるスキルも自ずと高くなります。そのため、講師たちは念入りな事前準備を毎回の授業で行っています。また、限られた時間の中で成果を出すべく、以前より研修の頻度も増やし、現在は毎週8時間以上の研修を行っています。教務やコーチングに関する研修はもちろんですが、時期や学習進度など、さまざまなことを想定してのロールプレイング等も繰り返し実施しています。

──生徒の情報共有はどの様に行っていますか?

阿部様生徒ごとの学習状況や習熟度、成績をタイムリーに見ることができ、担当講師からの注意点などの詳細を入力できる仕組みを導入しています。これを見れば、仮に講師が変更になった場合でもスムーズに対応できます。

生徒のモチベーションを最大限引き出す「承認活動」

──生徒と向き合うときに、大切にしていることを教えてください。

阿部様教え方ももちろん大切なのですが、私たちは「承認活動」を大事にしています。テストを受けて合格したら、「良かったね」「よくやったな!」と声をかけますよね? 保護者の方もそうだと思うのです。きっと「いい点取ったね!」と褒めてあげるでしょう。でも、それはいい点を取ったときだけになりがちです。
悪い点をとってしまったときや、逆にいい点をとっても褒めてもらえないようなことがあると、生徒の気持ちは沈んでしまいます。そこで、我々はいつでも徹底的に生徒を認めてあげようと考えています。

──例えばどういうときに「承認活動」を行いますか?

阿部様努力した経緯を褒めるのは大前提。たとえば塾に時間通り来ても、「よく来たね」と声をかけてあげます。塾には勉強をしに来るだけではなく、居場所を求めて来る生徒もいます。それを理解し、「部活で疲れているのによく来たね」と言い換えるんです。また「未来承認」と言って、「このまま頑張れば、次のテストでこれくらいの点数が取れるんじゃない?」という言い方をしたり、生徒の心を上向きにする為にきめ細やかな対処を心掛けています。私たちはついつい、生徒のできない部分にスポットを当てがちですよね。そうならないよう承認活動は、講師たちの研修でも何度もテーマにしていますし、生徒との向き合い方では最も大切にしていることです。

──結果、生徒のやる気を引き出しているのですね。

阿部様そうなんです。やる気を引き出すのは非常に難しい。やる気が出たり、なくなったりの繰り返しで、生徒のモチベーションを高めるために格闘の日々です。クラス指導だと、授業のはじめに面白い話をして惹きつけるとそれだけで生徒は楽しんでくれるものですが、個別指導だとそういうわけにはいきません。生徒ごとに、ツボにハマる話がアイドルの話題だったり、スポーツの話題だったり、全く違いますから。スイッチが入るポイントが生徒ごとに違う分、根気よく向き合っていきます。

──一人ひとりに寄り添い、信頼関係を築かれているんですね。

阿部様私たちは昭和に誕生した歴史の長い塾で、かつては講師が生徒に「ついてこい!」というような指導をしていた時代もありました。当時の生徒たちにはそんな根性論も受け入れられていましたが、時代は変わり、今は一人ひとりをきちんと認め、居場所をつくってあげるということが大事だと思っています。ただし、叱らなければならないときはしっかりと叱りもします。これにもテクニックがありまして。「カチンと来た時は叱るな」が講師たちの教訓。月に1回、「この日に」というタイミングを決めて、意図的にまとめて厳しいことを話すようにしています。モチベーションが下向きのときには聞いてくれない話も、逆に上向きのときなら素直に聞き入れてくれるものです。ちなみにこの方針も、講師たちの研修の中から生まれたものです。

学校の教科書が最重要テキスト!入試まで「使える」拠り所に

──教材は、どのようなものを使っていますか?

阿部様基本的には学校の教科書を使用しています。実は、生徒たちは教科書を適当に扱いがちです。生徒たちに難しい参考書・過去問・学校の教科書のどれを授業でやりたいか?と聞くと、たいてい難しい参考書をやりたいと答えます。ところが、高校入試は教科書に載っていることからしか出題されません。特に写真や図形等は、ほぼ同じだったりします。ここは意外と盲点です。なので、教材は教科書をベースにして、復習しやすい教科書チェックの仕方やマーキングの入れ方などまで指導し、後でしっかりと読み直せるようにしています。

──テスト前に弱点科目の個別指導を行っていると伺いました。

阿部様例年5月、10月、1月に個別面談を行っています。授業以外の時間でどのような学習を進めていくのか話し合い、学習計画と目標の設定を行います。このとき、弱点を克服する必要がある生徒に特別講座を案内しています。というのも、個別指導で複数の科目を履修すると受講料もかさんでしまい、なかなか理科や社会にまで手が回らないケースも多いです。なので、テスト前に集中して勉強できるようにするため、マラソン感覚でひたすら問題を解いていく「理社マラソン」など、科目やテーマ別に講座を準備しており、弱点の克服に取り組んでもらっています。

保護者との連携とお子さんとの向き合い方

──保護者とはどのように連携を取っていますか?

阿部様たとえば中学3年生だと、面談を学期に1回のペースで実施しています。また、どのようなことを中心に勉強を進めているか説明する保護者様向けの「勉強会」を設けました。すべての保護者様へ共通でお伝えすべき内容は「勉強会」で、個別にお話しする必要があることは面談でと効率的に行えるようにしています。また、メールで行っていたやりとりをLINEに変更し、確実に、迅速に連絡を取り合えるようになりました。こうした仕組みを変えることで、保護者の方との距離も近くなったように思います。

──保護者の方に大切にしてほしいことは何でしょう?

阿部様いちばん大事にしてほしいのは、過干渉を避けていただきたいということ。点数が伸び続ける生徒は、まず、いません。上がったり下がったりするのが普通です。下がった時に、ご家庭で叱られたり、親子喧嘩をしたりすれば完全に逆効果です。先ほどもお話した承認活動をご家庭でも心がけていただけると嬉しいです。朝きちんと起きたこと、朝ごはんをしっかり食べたこと、疲れているのにお風呂にすぐ入ったこと…「えらいね」「ありがとう」という言葉を意識して使っていただけるご家庭は、お子さんの成績も実は伸びやすいのです。

──本日はありがとうございました。

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