- 対象学年
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- 高1~3
- 浪
- 授業形式
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- 個別指導
- 特別コース
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- 映像授業
- 大学受験
- 総合評価
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3.85 点 (31件)
※対象・授業・口コミは、教室により異なる場合があります。
E判定から、国公立大学や有名私立大学への合格を叶えるアクシブアカデミー。年間カリキュラムや徹底した学習管理など独自の仕組みで、生徒自身が自ら勉強に向かえるよう導き、卒業後の進路も見据えた大学受験を提案しています。「大学受験は特殊ですし、難しい。だからこそ戦略が必要なんです」と語る代表取締役の鈴木様と部門統括マネージャーの朝倉様に、アクシブアカデミーの秘密を伺いました。
E判定から国公立大学、有名私大に合格
アクシブアカデミーには、どのような生徒さんが多いですか?
朝倉様偏差値が高く人気の大学に行きたいけれど、今の勉強に迷いがあり自分ではどうしていいかわからない、という生徒が多いですね。
鈴木様アクシブアカデミーの門を叩く生徒のほとんどはE判定からのスタート。偏差値40~60台の生徒が通っており、工業高校から大学受験を目指す生徒からトップ高の成績真ん中より下ぐらいの生徒等が通っています。そんな生徒の中で、偏差値40からMARCH・関関同立に合格した生徒や中卒から一念発起して早稲田大学と慶應義塾大学に合格した生徒もいますよ。
高い合格実績を出している、その理由はどこにあるんでしょうか。
鈴木様ひとつ目は、一人ひとりに合わせた年間カリキュラムの作成です。アクシブアカデミーでは、生徒の目標と残り時間を逆算して、それぞれの生徒専用のカリキュラムを設計します。また、試験内容は大学によって本当にさまざまなので、それらも考慮したうえで、志望校に合格するための戦略を考えます。
ふたつ目は、自主学習を含めた徹底的な学習管理です。生徒にはそれぞれ専属トレーナーが付くのですが、まず、はじめにやることは、生活習慣や学校生活をヒアリングし、勉強ができる時間を洗い出すこと。例えば、スマホを触っている時間の削減や、起床時間を少し早めることを提案したり。そうして洗い出した勉強可能時間をもとに、勉強のスケジュールを30分単位で組んでいきます。そうして、勉強できる時間を割り出してからスケジュールを決めることで勉強時間が大幅に上がり合格が近づきます。
朝倉様生徒と専属トレーナーは毎週面談をおこない、進捗や状況を聞きながら、トレーナーがスケジュールを調整していきます。勉強の計画を個人で立てようとするとどうしても甘くなってしまいますが、生徒の生活習慣やパーソナリティを把握しているトレーナーと一緒に計画を立てることで、生徒自身が納得して勉強計画が立てられ、最大時間で最高効率の勉強ができるようになります。
勉強を習慣化するには最初の2ヶ月が鍵
もともと勉強習慣がない生徒も、自発的に勉強をするようになりますか?
鈴木様一般的な塾・予備校は、無理のない範囲からスタートしてだんだんと物量を増やしていく、というパターンが多いと思うんですが、アクシブアカデミーは最初が肝心だと考えています。私たちが目指しているのは「勉強の習慣がない生徒に勉強習慣を身につけさせること」。人が習慣化するためには、「週に4日、66日間継続」すれば習慣化の可能性が高くなるという研究結果があります。だからこそ、最初の2ヶ月間で本人が経験したことのない勉強量を目指してもらいます。それを達成するためにアクシブアカデミーでのフォローをしていきます。
朝倉様勉強習慣を身につける取り組みの一環として、最初の2ヶ月間は、可能な限り毎日、部活などで忙しい生徒でも週4日自習室に来ることを生徒と約束しています。また、プロコーチによるチャットコーチングも毎日おこない、その日の勉強状況について必ず報告をしてもらいます。勉強習慣がない生徒は生活習慣の改善からアプローチすることが多いのですが、ここで大切なのは、生徒自身が納得して勉強のスケジュールに取り組める環境をつくること。毎日毎日、その日の目標達成をチェックしながら、できなかった場合にはその原因や解決策を生徒と一緒に考え、本人のやる気につなげています。
鈴木様一般的な塾だと、塾にいる時にのみ指導をしてあとは宿題で補うというスタイルが多いのですが、その方法だとそれぞれの生徒の実力と根性に委ねることになってしまいます。また、一律で同じ内容の宿題では、学力の高い子は時間が余ってしまうし、余裕がない子は勉強をしなくなってしまう。しかしこうした状況を把握している塾は意外と少なく、塾にいない時間の勉強については生徒任せになっているのが現状です。アクシブアカデミーでは、毎日の勉強時間をしっかり把握し、どこからでもフォローできる仕組みがありますので、生徒が勉強に取り組む時間が自然とアップします。
朝倉様また、「いま自分がどのレベルにいるのか」をきちんと可視化する仕組みも整えています。例えば英語の試験で高い点数を取るためにはたくさんの単語を知っていて文法も理解できている必要がありますが、一般的な模試では「どのポイントが苦手なのか」をつかみづらい。苦手部分がわからないと対策のしようがありません。そこでアクシブアカデミーでは、「チェックテスト」「パートテスト」「修了テスト」の3種類のテストを活用して理解度を計り、1:1の個別授業で、生徒の理解度がどの程度まで進んでいるのかを日々確認しています。さらに、受験生になるとAxiv模試や過去問Challengeと呼んでいる実力判定のテストを実施しており、どの大学の学力レベルなのかを常に把握していきます。基礎学習から応用までを細かく分けることで、知識の穴を作らせない仕組みになっています。
鈴木様大学受験に向けた勉強が1ヶ月200時間として、10ヶ月で2000時間。そのうち、ほとんどの時間は自分自身で勉強を進めないといけないわけです。だからこそ、勉強に向かう環境を整えてあげること、本人のモチベーションが自然に上がる仕組みを構築することが大切だと考えています。
計画のない受験勉強は、自分がどこにいるのかがわからないまま、暗いトンネルを走るようなもの。だからこそ、今いる場所を提示してあげて、合格への道筋と具体的な通過点を常に明確にし続けることが必要だと思っています。
だから最初の2ヶ月が重要なんですね。
朝倉様一度できてしまった習慣をあとから変えるのはすごく大変。私たちとしては、最初の2ヶ月で勉強の習慣化を身につけ、その後塾を辞めても合格できるようにするという気持ちで取り組んでいます。
鈴木様生徒は全員、学習レベルも志望大学も違います。生徒一人ひとりに対して、必要なものを精査して戦略として提示してあげられることがアクシブアカデミーの強みだと思っています。アクシブアカデミーを選んでくれた以上、成績が上がらないのにお金だけ払っているような生徒は作りたくありませんから。
志望校から逆算して必要な教材や授業を選定
個別授業はどのようなスタイルでおこなわれているのでしょうか。
朝倉様アクシブアカデミーでは、個別授業は1:1で行い、1番の目的は科目の理解度をチェックすることです。インプットは参考書や映像授業でできますが、理解度チェックは個別授業で確認しなければ把握できませんので、教える授業よりも理解度把握の授業を大事にしています。週2回の個別授業を基本とはしていますが、曜日や時間が決まっているわけではなく、学習計画を立てる中で、必要なタイミングで個別授業を設定しています。また、学習効率を高めるためのオリジナルの映像授業も多数用意しています。こちらも生徒の学習スタイルに応じて利用しているので、映像が必要ない生徒には学習計画に組み込まないケースもあります。あくまでも目的は生徒が志望大学に合格すること。生徒に合わせた、いちばん効率のいいカリキュラムを設計していますので、学習内容は本当に一人ひとりバラバラです。
鈴木様個別授業の中で1週間の学習計画も立てていきます。どの科目をどれだけの時間勉強するのか、参考書1冊1冊の勉強方法を細かく伝えていきます。一般の個別授業はインプットの集団授業が個別対応になっているだけですが、アクシブの個別授業は「学習理解度のチェック」「学習計画の立案」「インプットの個別授業」を行います。それが最も成績アップを実現できる個別授業だと考えております。
朝倉様個別授業を掲げる塾の多くは、個別授業の時間内でしか質問ができませんが、アクシブアカデミーは、講師が空いている時間であればいつでも質問することができます。自分自身で勉強を進め、わからない部分はどんどん質問する、というのがアクシブアカデミースタイルです。
指導をおこなう講師陣について教えてください。
鈴木様東京大学をはじめとする国公立大学や、有名私立大学の現役生を講師として採用しています。難関大学の学生を採用することが難しく直接の指導が難しい地方の校舎では、オンラインでの指導をおこなっているので、直接指導の校舎と同様の指導を受けることが可能です。
朝倉様講師は毎年度の契約なので、年度途中で退職することは原則ありません。指導においては相性も大切なので、生徒が信頼していた講師が受験勉強期間中にいなくなることがない契約内容にしています。
鈴木様それぞれの科目を教えられるのは大前提で、1番は、コミュニケーション力があり、生徒のモチベーションアップのために働ける資質を見て採用を決めています。難関大の学生からたくさんの応募をいただきますが、学歴が高くとも不採用とする場合も少なくありません。いい人材を集めるため、働きやすさも整えています。
生徒の将来像から志望校を考える
志望大学はどのように決定するのでしょうか。
鈴木様最初の面談の際に、職業や未来についてしっかり話します。やりたいことを明確にすると行きたい大学・学部が見えてきますし、就職したい企業から、その企業への就職率が高い大学を目指す場合もあります。弊社の本校舎は愛知県田原市にありますが、意外にも、この場所から東京や大阪の大学に進む生徒がすごく多いんですね。大学受験を通じて自分の将来を考えたとき、やりたいことに有利な道を進んだほうがいい、そのためには都市部の有名大学のほうがメリットがあると自分で選んだ結果だと思います。大学受験はあくまでもプロセスのひとつ。受験勉強を機に、自分の未来を真剣に考え始める生徒も多いです。
受験プランをプロが立てるべき理由
受験のプランニングも、かなり広い範囲で手掛けられるとか。
朝倉様いよいよ受験が近づいてきたら、第一志望の大学から併願校のピックアップ、推薦利用の可能性や受験当日の宿手配に至るまで、大学受験に関する全体のプランを提案します。特に近年は大学によって受験内容がさまざまなので受験プランを立てるのは本当に骨が折れる作業なのですが、逆に言うと、この部分を生徒や保護者に任せてしまっては、いい受験はできないと考えています。
鈴木様多くの塾では、受験校に対するアドバイスはくれるけれども、最終的に動くのは生徒と保護者。併願の組み合わせも、自分たちで考えなければいけませんが、受験勉強の傍らでそれらを調べ上げるのはかなり困難だと思います。
朝倉様保護者へは「受験に関する予算はいくらですか」という段階からヒアリングをおこないます。そこから、一度の試験で複数学科を受験できる大学を併願校として提案したり、第一志望の試験内容に近い大学を併願校に勧めたりしています。
まさに「戦略」ですね。
鈴木様私自身の受験のときに、大学受験とは本当に特殊で難しい世界だと感じたんです。受験を終えてから反省することも多かったのですが、その理由としては「情報」と「戦略」を持ち合わせてなかったからだと気づいたんです。アクシブアカデミーを選んだ生徒たちは、年間カリキュラムに沿ってきっちり勉強を進めているのに、最後が疎かになってしまっては意味がない。だからこそ、受験のプランニングは私たちプロがやるべき仕事だと思っています。
朝倉様高校受験の場合、5教科を満遍なく勉強することが志望校に合格するために必要なことですが、大学はそうではありません。大学によって必要な科目はさまざまですし、各科目の配点も異なります。自分の志望校に合格するためには、どの科目が必要でどの科目が必要ないのか。そうした計画もないままに、あらゆる科目を勉強するのは非効率です。
特に私立大学は受験の内容が複雑化していますが、それらを、受験する生徒一人ひとりが調べるのは手間と時間がかかりすぎます。私たちには長年の経験もあるので変則的な受験内容であっても理解が早いですし、調べた内容をほかの生徒に展開できるというメリットもあります。
鈴木様受験に向けての計画と戦略を立てますというアピールは、どの塾も謳っていることではあると思うんですが、ここまでやらなければ意味がないと私たちは考えています。何よりも大切なのは、生徒が勉強に注力できる環境を作ること。そのためにも、データに裏付けられた仕組みづくりや、大学受験に関する知識のブラッシュアップを続けています。
一人ひとりの可能性を引き出す仕組みと、大学受験における戦略の重要性がよくわかりました。本日はありがとうございました。