
そもそも塾に通わなくても、参考書を買って自習すれば効率よく勉強ができて、しかも安上がりではないか?こう考えるお子さん・親御さんは多いと思います。しかし、ここには大きなハードルが潜んでいるのです。
できるお子さんは「どのように勉強したらよいか」を知っています。具体的には、テスト勉強はどこから始めたら効率が良いか、試験ではどこが出やすいか……などのコツをつかんでいることが非常に多いということです。これとは逆に、勉強している割に思ったほど模試や学校のテストで点数が取れない、といった悩みを抱えているお子さまは、「どこから勉強したらいいのかわからない」「わからない所が明確になっていないから、いつまでも同じ箇所を行ったり来たり」といったことが非常に多いです。できるお子さんがどんどん勉強を進めていくのに対し、一つつまづいたところで解決方法を見いだせないお子さんはなかなかそこから脱出できない。やがて何度も同じところをなぞるのが嫌になり、モチベーションも低下してしまう……といったパターンが少なくないように見受けられます。ここの差は、一体どのようにして表れるのでしょうか?
・わからないことに出くわしたときの、解決の方法を学ぶこと
基本的ですが、これができないと勉強を自分で前に進めることができません。塾に通ったり親御さんと頻繁に勉強のやり取りをしているお子さんは自然とこうした「質問力=どこが分かっていないかを明確に人に伝える力」が身についてくるのです。
・自分自身で勉強できる気を起こすこと
自分ルールを作る。これは非常に大切なことです。受験勉強において一番もったいないのが、時間の無駄遣いです。だらだらと勉強していると、ただ勉強した気になってしまって実際は何も身についていない、ということがおこりえます。勉強すると決めたら絶対に勉強する。塾・予備校では目の前に先生がいたり、周りに一緒に勉強している友達がいたりします。こうした他人の存在は、自分だけで勉強するときよりもグッとモチベーションを上げてくれることになるでしょう。
また、塾・予備校に通うメリットはこれだけではありません。情報を集める手間であったり、参考書を買いそろえる手間を省くというメリットもあるのです。
・すべての科目・分野においてまんべんなく、隅々まで勉強を行えること
通年講習の塾のテキストは、塾のレベルにもよりますがその強化・分野がまんべんなく網羅されています。受験や勉強・学習のプロが知恵を絞って作成したテキストですから、一通り学習すれば受験の勉強においては、とりあえずは不自由のない知識を身につけることができるというわけです。これは、分野ごとの参考書による断片的な知識を集めただけでは達成するのが難しいことです。
※学校の授業も学習内容が一通り網羅されていますが、受験の問題を解くのには学校では習わないテクニックが要求されることが多々あります。このためにも、塾などで受験に関する一通りの知識をつけておいた方が得策といえます。
・常に更新されている、受験界の最新の情報をつかむこと
分厚い参考書を買えば学習内容を一通り網羅することはできますが、それだけで勝ち抜くのは難しいというのが現代の受験界です。配点の情報や志願者の予想などをじっくりと分析した上で、自分が受験を行うのに最も有利な志望校を選択することも、ときには大切となってきます。こうした情報をまとめて提供してくれるのが塾や予備校といった存在。今や情報が氾濫して、必要なものを得るだけでも大変な手間ですので、こうしたところをうまく活用して時間を削減するというのは非常に有意義なことであると言えます。
もちろん、これらのハードルを乗り越えて自学自習・参考書だけで志望校に合格している事例もたくさん見受けられます。しかしそういった人は、親御さんが教育に非常に熱心であったり常に最新の情報をまんべんなく集めていたり、と努力している事例が非常に多いです。塾や予備校は、こうした手間を省くためのツールでもあるのです。うまく使えばぐっと合格に近付くことができます。ぜひ、利用してみましょう!








